肌荒れとセラミド

最近、化粧品の広告の中で、「セラミド」という成分のことをよくきくようになりました。セラミドとは一体どのような成分で、どんな働きをしているのか?少し勉強してみましょう。

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結論からいうと「セラミド」の働きは、肌の水分を守ることです。

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3つの層から成っていますが、「セラミド」は表皮の角質層の細胞間脂質の約50%を占めているといわれています。

このセラミドなど角質細胞間脂質が、ちょうどサンドイッチのようになって水分をはさみこみ、肌の水分量を保ってくれます。この構造を「ラメラ構造」といます。

仮に空気中の湿度が0%になったとしても、このラメラ構造となった水分は蒸発しないといわれています。冬のような空気が乾燥する季節になっても、お肌の水分が保たれるのは、このためです。

逆に肌からセラミドを奪ってしまうと、こうした仕組みが崩壊し、肌の水分量の約80%が蒸発してしまうと言われています。

ところで、セラミドが含まれている美容液を使用しているにもかかわらず、お肌が乾燥してしまうという場合があるかもしれません。その原因として、油分不足の場合があります。

40歳を過ぎる頃になると、肌の水分量だけでなく油分も低下するからです。その場合、美容液のほかにクリーム等もあわせて使用すると良いようです。

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